第6回日本義肢装具士協会研究会 -徳島大会- ◆開催報告◆
The 6th. Scientfic Meeting of Japanese Academy of Prosthetists and Orthotists


 第6回日本義肢装具士協会(POアカデミー)研究会(現日本義肢装具士協会学術大会)を開催
 いたしました。
 Power Point を使用したプレゼンテーションは業界初の試みでした。
 皆様の多数のご参加と、演題を感謝いたします。

 開催要項は、下記の通りとなります。

 ◇会期:平成11年6月5日(土)~6月6日(日)
 ◇会場:徳島県立産業観光交流センター 「アスティとくしま」
       徳島市山城町東浜傍示1
       TEL(088)624-5111
       専用駐車場 700台収容可能


 ■研究会概要
   1.教育講演 「装具療法と歩行分析」
           講師:鈴木 良平先生(長崎大学名誉教授)
   2.特別講演 「発育期のからだとスポーツ」
           講師:井形 高明先生(徳島大学整形外科前教授)
   3.一般演題(公募)
   4.特別企画
          ・実技セミナー
          ・スライドレスのセッション
          ・障害者向けの電子機器展示
          ・メモリアルとくしま
          ・インターネットを利用した情報検索
             ・体験参加プログラム
   5.マニュファクチャラーズワークショップ
   6.商業展示

 ■演題要領
   1.一般演題(口演のみ)を募集いたしました。
   2.発表方法は、従来の35mmスライド(単写)とテレビを使用したスライドレスの2種類と
     しました。
   3.発表時間は10分。
   4.第1次募集締切り
     アカデミージャーナル綴じ込みの葉書に必要事項をご記入の上、平成11年3月31日(必着)
     までに研究会事務局までお申し込みください。
     第1次募集に応募された方に研究会用原稿用紙をお送りいたしますので、400字以内で抄録
     を記入し、テキスト保存したフロッピーディスク(1枚) を添付し研究会事務局までご返送く
     ださい。
   5.原稿の返却は一切いたしません。
   6.演題の採否については研究会会長にお任せください。
   7.応募先およびお問い合わせは、最後の項と同様。

 ■学術展示募集要領
   1.学術展示(パネル展示)を募集いたしました。
   2.第1次募集締切り
     アカデミージャーナル綴じ込みの葉書に必要事項をご記入の上、平成11年3月31日(必着)
     までに研究会事務局までお申し込みください。
   3.演題の採否については研究会会長にお任せください。
   4.応募先およびお問い合わせは、最後の項と同様。

 ■研究会参加登録、交通/宿泊サービス

 ■懇親会
   研究会第1日目(平成11年6月5日)
    伝統郷土芸能:盆おどりからとも、風流踊りからとも言われ定まった説はないが、踊り続けて
    400年、今や日本はもとより世界にも名高い、阿波踊りを披露しました。

 ■隣接施設
   ・とくしま体験館 観光スポットをまるごと体験できます。
   ・徳島工芸村   伝統工芸の藍染め、竹細工等の体験ができます。
            特産品、民芸品などのショッピングコーナーがあります。

 ■演題応募先および研究会に関するお問い合わせ先/連絡先
    〒770-0804  徳島県徳島市中吉野町2丁目45番地10
     株式会社 小谷義肢内 第6回POA事務局
     Tel 088-652-1977  Fax 088-652-1917

 ■特別企画の詳細
   ・実技セミナー
   ・デジタル回線を使用して海外との接続を用いたテレビ会議
   ・滞在費用の削減
   ・最新情報の収集
   ・大型液晶ディスプレイの使用
   ・デジタル回線の使用(NTT御協賛)
   ・プロダイバー契約(NTT御協賛)
   ・プレゼンテーションソフト「Microsoft Office」提供 (マイクロソフト株式会社御協賛)
   ・パソコン機材提供 (Apple Computer, Inc.御協賛)
             (株式会社富士通パーソナルズ御協賛)
             (キャノン販売株式会社御協賛)

 A スライドレスのセッションを設ける
    35mmリバーサルフィルムを使用せず、一般演題の発表を行う
     ・テレビ画面に描画し室内照明を明るくして筆記をとりやすくする
     ・開催側のスタッフ削減
     ・発表者の準備時間の拡張
     ・Apple,Dos/V,NEC98等のパソコンを使用しPresentationを行う
       (アスティとくしま特別会議室使用)
       (マイクロソフト株式会社御協賛)
       (株式会社富士通パーソナルズ御協賛)
       (キャノン販売株式会社御協賛)
 B 障害者向けの電子機器展示
    障害者が使用できる電子機器の展示を行う
     ・障害者用コピー機器等の展示
     ・通常目にふれることの少ない特別仕様の事務機器紹介
       (キャノン販売株式会社御協賛)
 C メモリアルとくしま
    現在までに研究開発が行われた義肢装具について歴史を振り返る
     ・筋ジストロフィ児用長下肢装具(P.M.D.) (義肢装具事典掲載装具)
     ・サリドマイド児用電動義手
     ・動力下肢装具
     ・脊柱側彎症用ACB装具
     ・スポーツ障害用装具
 D インターネットを利用した情報検索
    Apple,Dos/V,NEC98等のパソコンを使用し義肢装具等の情報を検索する
       (マイクロソフト株式会社御協賛)
       (Apple Computer, Inc.御協賛)
       (株式会社富士通パーソナルズ御協賛)
       (キャノン販売株式会社御協賛)

 今回、演題発表をスライドレスで申し込まれた方のなかで、希望される方には事務局よりマイクロソフト(株)社の「Microsoft Office」Mac版、Windows版いずれかを無償で御提供致しました。申し込みをされた方は、「パワーポイント」を使用して発表をお願い致しました。ぜひ、この機会に新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。演題募集申し込み葉書受領確認後、順次発送致します。


 ◆スライドレスとは‐‐‐‐
 リバーサルフィルム(35mmスライド)は、医学系の発表資料として一般的であった。
しかし、2000年に向け発表形態も変化しつつある。スライド作成においても現在は、パソコンを使用しデジタル化されてきている。そこで、今回は、フィルム現像を行わずにパソコンを利用して直接テレビ画面にスライド原稿を写し出そうというものである。
発表演者には、発表直前まで原稿の修正が可能となり、聞き手側は、会場内の照明が使用出来るため、筆記作業が容易となる。海外においても広まりつつある発表形態であり、これをスライドレスと呼ぶ。

General MeetingInternet Conference(TV Conf.)AWA Dance

第6回日本義肢装具士協会研究会 抄録 (PDF)  6ThJAPO.PDF 

1.進行性筋ジストロフィー症歩行用『徳大式バネ付き下肢装具』の開発・製作(義肢装具事典参照)
2.徳大式老人性円背用『能動コルセット』の開発・製作
3.サリドマイド児用『徳大式上肢電動義手』用コルセットの開発・製作
4.徳大脊椎側彎矯正用『能動コルセット』の開発・製作
5.西ドイツ オットボック社部品利用によるモジュラー製作『義足用軸可変式足関節』試作
6.変形性膝関節用『特殊矯正装具』の開発・製作
7.西ドイツ オットボック社『前腕筋電義手』 マイオ・ボック(2Ch 4Motion)の製作
8.『人工肺ジャケット』の開発・製作
9.健康保険鳴門病院整形外科との共同開発にて『2軸性肩関節装具』の開発・製作
10.西ドイツ オットボック社筋電義手
   『マイオ・ボック』(2Ch 4Motion)セミナーを当社工場に於て開催
11.麻植協同病院整形外科との共同開発にて『ACL brace』の開発・製作
12.第13回整形外科スポーツ医学研究会(徳島市)にて学術展示
13.健康保険鳴門病院整形外科との共同開発にて『膝内・外反矯正装具』の開発・製作
14.徳島大学医学部附属病院整形外科スポーツ外来との共同開発 にて
    『パテラ・サポーター』の開発・製作
15.徳島大学医学部附属病院整形外科スポーツ外来との共同開発にて
    『LSサポーター』の開発・製作
16.第4回日本義肢装具学会にて,『P.M.D.装具』を学術展示(学術展示貢献により感謝状)
17.第6回国際義肢装具学会世界会議にて,『P.M.D.装具』を 学術展示
18.第10回日本義肢装具技術者協会 中国・四国支部 義肢装具実技研修会にて学術展示
19.第15回日本義肢装具技術者協会研究会にて実行委員となる
20.米国Am Fit社製 CAD / CAMSYSTEM導入  BARMATE COMPUTER(AX) (1990.09.21)
21.Apple社 Macintosh cxを使用した,画像取込装置及び
    コンピューター制御による小児用刺繍機導入(1991.12.20)
22.西ドイツ オットボック社『前腕筋電義手』
    マイオ・ボック(2Ch 2Motion)の製作(1992.10.26)
23.徳島大学医学部整形外科学教室において『スポーツ手帳』
    電子化開発研究プロジェクトに参加 (1992.09.22)
24.徳島大学医学部整形外科学教室において
    『整形外科診療チャート』電子化開発研究プロジェクトに参加(1992.09.22)
25.Apple社 Macintosh Quadra 950 を使用した,画像取込装置を導入(1993.02.27)
26.日本義肢装具士協会発足会において理事就任となる(1993.05.23)
27.NC制御による NC 複合工作機(旋盤・フライス盤)導入(1993.07.23)
28.日本義肢装具士協会第1回研究会併催器械展示会において オリジナル OA シューズの展示を行う
    (砂防会館シェーンバッハ・サボー 1994.06.18-19)
29.Össur社 ICECAST(PRESSURIZED CASTING INSTRUMENT)導入(1994.10.21)
30.第10回日本義肢装具学会学術大会併催器械展示会において オリジナル OA シューズの展示を行う
    (東京大学安田講堂 1994.11.11-12)
31.第2回日本義肢装具士協会研究会において オリジナル OA シューズの展示を行う
    (名古屋市公会堂 1995.06.18-19)
32.徳島県立ひのみね整肢医療センターにおいて 座位保持装置
    (バケットシーティングシステム)セミナーを開催する
    (講師:川村技研 富永 晟浩先生 1995.09.02)
33.鳥取県身体障害者連合会より視察団(20名)が来社する
34.社団法人シルバーサービス振興会祉用具販売サービス、
   福祉用具レンタルサービスの供給事業を許可される。(シルバーマークの認定)
    ((財)日本教育会館 1995.11.18-19)
35.総合情報システムとして社内LANを構築
   販売管理システム・顧客管理システム/会計処理・給与処理に(株)TKCを採用
36.荷重制御式歩行補助装置実用化研究委員に委嘱される
    (国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 1997.02.04)
37.第6回日本義肢装具士協会研究会(POアカデミー)事務局設置 (1997.06.27)
38.第71回日本整形外科学会学術集会にて機器展示 (徳島郷土文化会館 1998.04.17-20)
39.第6回日本義肢装具士協会研究会(POアカデミー)開催(アスティ徳島 1999.06.05-06)
    特別講演  鈴木良平先生・井形高明先生
    インターネット国際会議(TV Conferrence) USA 3社、スイス 1社と行う
40.日本義肢協会研修セミナーにおいて、「股関節疾患とその装具療法」として
    「変形性股関節症に対する装具療法」を発表 (大阪国際交流センター 2000.02.19-02.20)
41.スポーツラマ2000へ協賛、車いす(OX製)を展示
    (TBSドラマ「ビューティフルライフ」仕様車) (アスティとくしま 2000.03.19-.3.20)
42.第15回リハ工学カンファレンスの実行委員となる (徳島県郷土文化会館 2000.08.25-.8.27)
43.徳島ユニバーサルデザイン研究会において「義肢装具学概論」を特別講演
    (徳島県立工業技術センター 2001.05.18)
44.Össur社(アイスランド)より技術伝達講習会(ICEROSS system)にて来社(2001.07.25)
45.総合情報システム社内LANを100Mbpsに再構築    (2002.01.23)
46.JOPA四国支部 OTTO BOCK社下腿義足研修セミナー参加 (2002.01.27)
47.JOPA中・四国支部 座位保持装置研修に社員全員参加 (岡山 2002.02.02-03)
48.JOPA研修セミナー参加         (東京 2002.02.16-17)
49.日本整形外科学会 第4回スポーツ用装具を考える会 参加  (高知 2002.03.28)
50.JAPO新人教育セミナー開催幹事     (神戸 2002.02.16-17)
51.徳島大学医学部医学科臨床実習の受け入れ     (2002.06.15)
52.JAPO RAの足底装具と靴のフィッティング開催幹事    (神戸 2002.02.16-17)
53.鳴門教育大学学校教育学部附属中学校より社会福祉制度の実習生受け入れ(2003.02.04)
54.JOPA 膝装具「OA Fantasy」臨床セミナー参加          (岡山 2003.07.05)
55.JAPO 第10回日本義肢装具士協会記念全国研究会 企画委員委嘱(宇部 2003.07.19-20)
56.日本義肢装具士協会西日本支部主催研修セミナー幹事 (兵庫県三田市 2003.08.08-10)
    (短期集中型製作実技セミナー 製作の初歩「靴型装具短靴」?)
57.日本義肢装具士協会西日本支部主催研修セミナー幹事  (兵庫県三田市 2004.03.25-28)
    (短期集中型製作実技セミナー 製作の初歩「靴型装具短靴」?)
58.「義肢のエスノメソドロジー」社会調査実習調査企画への調査協力
                         (徳島大学総合科学部 2004.04.27
59.第9回徳島県地域リハビリテーション研究会 講演   (徳島大学 2005.02.25
60.日本義肢装具士協会西日本支部主催研修セミナー幹事    (兵庫県三田市 2006.08.24-27
(短期集中型製作実技セミナー 製作の初歩「靴型装具半長靴特殊靴」①)
61.日本義肢装具士協会西日本支部主催研修セミナー幹事    (兵庫県三田市 2007.03.21-24
(短期集中型製作実技セミナー 製作の初歩「靴型装具半長靴特殊靴」②)
62.日本義肢装具学会 評議員委嘱                          (2008.11.29
63.膝関節用パワーアシスト装具のための加速度センサを用いた立位・座位運動状態計測
         計測自動制御学会四国支部学術講演会共同演者                 (2009.09.26
64.介護予防を目的とした膝関節用パワーアシスト装具の実環境における運動制御
         計測自動制御学会四国支部学術講演会共同演者                 (2009.11.07
65.第18回日本義肢装具士協会学術大会実行委員委嘱                 (2010.01.01
66.第44回日本義肢協会定期総会 会計監事委嘱                   (2010.01.01
67.第21回日本小児整形外科学会学術集会 ハンズオンセミナー3
         内反足ワークショップ 先天性内反足に対する Ponseti 法 義肢装具士見学統括 (2010.10.07
68.第18回日本義肢装具士協会学術大会受付統括委嘱                 (2011.06.17
69.Össur社(アイスランド)より技術伝達講習会(膝継手)にて来社          (2013.01.19
70.OTTO BOCK 社 大腿義足用膝継手 C-Leg®
(機械的調整および電子的調整マイクロプロセッサー内臓) (2014.07)
71.新社屋完成に伴い本社業務完全移転                        (2014.11.25
        ・集塵設備 Flexam V80HC NBR--5 josAmerica社製設置  (EU基準環境整備)
        ・エアー配管 エアライナーシステム設置

72.中小企業庁「平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新事業」補助金によりGo-tec社(ドイツ)
CAD-CAM インソールシステムを導入                        (2015.10.02)
3D Scanner
Insole CAD
Milling machines(CAM)
73.「障害を持つ自己認識研究」への協力
徳島大学大学院医歯薬学研究部保健科学部門看護学講座看護技術学分野(2014.11.25
74.経営力向上計画認定 厚生労働大臣、四国経済産業局長
中小企業等経営強化法第13条第1項                    (2016.09.08)
75.第49回中国・四国整形外科学会において学術展示                (2016.10.22-23)
76.平成28年度職場体験学習の受け入れ                 (2016.10.26-27)
    徳島県立城ノ内中学校
77.オットーボック「C-Leg4 取り扱いセミナー」 (2016.11.05)
78.ヤマトホールディングスの大型物流拠点「羽田クロノゲート」における
医療関連受注生産サービスへの参与                (日本経済新聞 2017.01.27)
79.徳島県中小企業家同友会 障がい者問題委員会、理事訪問              (2017.02.25)